久泉公民館建設の記録

1976年(昭和51年)に建設された旧公民館の老朽化と世帯数の増加に対応するため、2000年(平成12年)11月に公民館建設調査委員会が発足し、準備委員会、建設委員会を経て2004年(平成16年)2月に現在の新公民館が竣工しました。

陣頭指揮を取っていただいた公民館建設委員長の馬場信吉様、建設予定地購入に際し久泉天満宮の歴代宮総代との調整を図り、宮田(久泉天満宮所有の農地)売却金を転用していただいた綾戸徳次様、また、任務を遂行していただいた委員会メンバー全員の皆様方のご尽力に感謝いたします。

久泉公民館の歴史

初代公民館は1917年(大正6年)に現在の旧公民館の位置に建てられていた久泉天満宮の社務所を公民館として使用していました。初代公民館(社務所)の老朽化に伴い、1976年(昭和51年)天満宮敷地内に社務所とほぼ同じ広さの旧公民館が建設されました。初代公民館(社務所)の本体は西側に引き直しされ、習い事教室や卓球場として使用されるようになり、現在は資源ごみ分別収集所として活用されています。

1970年代(昭和50年ごろ)は200軒代で推移していた久泉区の世帯数は1990年代後半には400軒に迫る勢いで増え始め、新たな公民館が必要になってきました。2000年(平成12年)公民館建設調査委員会を皮切りに様々な検討を行い、2001年9月には天満宮に隣接した土地を購入し、2004年(平成16年)2月に新公民館が竣工しました。

 

新公民館建設費用

天満宮隣接地(370坪)購入および造成工事費用 計1900万円(1340万円は宮田売却金を転用、残り560万円は久泉区定期預金より)

総工費 8245万円

各世帯の建設費積立て金

2001年4月~2004年3月 2000円/月(短期居住世帯500円)

2004年4月~2011年3月 1500円/月(短期居住世帯1000円)

 1世帯約20万円の負担で新公民館は完成しました。

2001年の世帯数 384世帯(在住世帯 330戸 / 短期居住世帯 54戸)

2011年(平成23年)の世帯数  584世帯

2021年(令和3年)の世帯数(690世帯)

2024年(令和6年)の世帯数(730世帯)

 

 



公民館建設情報誌 (2001年~2003年)